私は、少年時代や大学生の時などは
「自分は普通でつまらない、なにか特技でも持っていれば、どんなに人生が楽しかっただろうに・・・」などと考えていたのです。
そして、
「なぜ、なにか一つでもよいから特技を身につけさせてくれなかったんだ!」などと親に文句を言ったりもしました。
そんなときは、まーだいたい、いつも同じ返答でした。
「五体満足に生んでやっただけども、ありがたいと思え!」
・・・・・・・。
これを言われちゃー、言い返せませんでしたね。
あれから約20年経って、自分が親になってしまいました。
・・・不思議です。本当に不思議。
あんなに望んでいた普通でない育てられかたなんですが、我が子の事を考えると、必ず
「普通はこうだろう・・・」などと考えてしまっているのです。
油断すると、すぐに
「普通」が出てきてしまう・・・。
しかし、子育て雑誌などを読んだ直後だけは
「これもあの子の個性なんだから」と考えることができます。
まーしょうがないですね
、「どうすれば普通でない子育てが出来るのか」なんて勉強したことないんですもん。
これからゆっくりと
「個性を伸ばすとはどういうことか」を考えていきたいと思います。
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