なぜなら嫁と、テレビに子守をさせるような育て方は止めようと話しあったからです。
その当時、嫁は
「ヨーロッパでは子供にテレビを見せ続けるようなことはしない」という内容の本を熱読しておりました。
かたや、私は
「絵本を読み聞かせして子育てをする」といった内容の本を、一生懸命に読んでいたのです。
そんな二人で話し合ったのですから、当然の結果でした。
しかし、親がテレビを見ていれば子供も見るようになってしまいます。
子供に見せないという事は、必然的に親も見ないということになるのです。
しかし、このあたりは雪国なんです。外が吹雪であれば「家でゆっくりしていようね!」なんて会話のひとつやふたつ出てもおかしくありません。
理想的な親なら、
「絵本の読み聞かせ・体を使った遊び・楽器などの演奏をたしなむ」などになるんでしょうけども・・・・そんなこと一日ずっとはやってられないですよ。
そこで私たち夫婦は新しいルールを決めて子供にテレビを見せることにしました。
1、大人が観賞するに耐えうる番組、作品を選ぶ
(ジブリやピクサーの作品、BBC放送のドキュメンタリー、動物が出てくる映画)
2、子供だけがテレビを見ている状況にはしない
(必ず親・祖父母が寄り添って見るようにする)
3、テレビの内容に関係したことを積極的に話しかける
(「あれは大きいクジラだね~」とか「飛行機がいっぱい飛んでいるね~」などと、タイミング良く話しかけてやる)
4、できるだけ外に遊びに連れて行く
5、子供がテレビに興味をしめしていない時は消す
(とにかく基本は「テレビを消す」です!)
6、できるだけ離れて見る
(当然、視力が落ちるのを防ぐためです)
7、CMは極力、見せない
(CMは人の興味を引き付けるために、あまりにも刺激が強くなりすぎている。テレビ番組もハードディスクレコーダにCMカットで録画して見せると良いでしょう)
こうするようになってから、親のストレスは減りました。
また、アニメの主題歌を歌ったり、キャラクターのセリフをまねしてみたりなどの新しい楽しみ方も出てきました。
しかし、一番目の
「大人が観賞するに耐えうる番組、作品を選ぶ」だけは守れそうにありません。
なんと息子はゲキレンジャーと仮面ライダー電王を保育所で見てしまったのです。
まさか保育所でテレビを見せているとは思ってもいませんでした。(すでに対策済み、方法は後日に!)
でもでも・・・・・、以外にゲキレンジャーや仮面ライダー電王のアクションのマネをする息子を見るのも悪いものじゃないな~と思えるようになってきました。
ただただ、かわいいんですよ。
「このマネをしている姿を見れなかったら損しただろうなー」と思える程にかわいいんです。
こういうのを
「ヒョウタンからこま」とでも言うのでしょうか?
・・・・・ですから皆さんにも、育児書を鵜呑みにしないでルールを決めてテレビを見せる方法を模索してみることをお勧めいたします。
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