小・中・高校生の親御さんが、「希望する子供の姿」に必ずランクインするのが「読書が好きな子」です。
子供に対する悩みでも、「もっと本を読んでくれれば・・・・」という悩みがランクインします。
それでは、いったいどうすれば読書好きの子供になれるのでしょうか?
私に言わせれば、
「今頃、悩んでも遅い!」・・・となります。
結局、読書をするというのは習慣なんですね。お箸の持ち方を覚えるのと同じ感覚です。
無理に読もうとしたり、無理に読むべき本を探したりしたのでは長続きしません。
「呼吸をするように本を読む」
この習慣を持っているのが大切なんだと思います。
ではどうすれば、このような習慣が身に付くのでしょうか?
・・・簡単です。
親が子供に寄り添い、絵本を読み聞かせしてやるのです。
たったそれだけです。
ただし、赤ちゃんが誕生して3日目から始めましょう!
では、なぜでしょうか?
生まれてから間もない赤ちゃんは、視力も弱く、言葉もわかりません。
当然、皆さんが「そんな赤ん坊に絵本を読んでやっても意味が無いじゃないか!」と考えるのも無理はありません。
しかし、本当に意味が無いのでしょうか?
それでは逆に、子供がどのくらいの月齢から読み聞かせをしてやればよいというのでしょうか?
1、子供が絵本に興味を持つようになってから
(もし絵本に興味を持たなかったら読み聞かせをしてあげないというのか?)
2、親の気分が乗った時
(年に何回あるんだ?)
3、子供がなんとなく言葉らしきものを話し始めてから
(これだと2~3歳が読み聞かせのスタートとなってしまいます、遅い!)
4、生後数ヶ月が経過してから
(悪くないですが・・・・)
ちなみに先ほど、
「親が子供に寄り添い、絵本を読み聞かせしてやるだけ」と言いましたが・・・・・
これを毎日、続けなければならないんですよ。
しかも1日に一冊とかじゃなくて・・・・・・浴びせるようにです。
子供が喜ぶように、そして親も楽しんで読んであげる。
・最初は、2~3ページ程の絵の割り合いが大きい絵本。
・しだいに文字数も増え、ページ数も多い絵本を選ぶようになります。
・さらに文字が小さくなり、内容が濃くなってくる。
こうやってレベルを上げながら読み聞かせを続けていくのです。
どうでしょう、いきなり
「やれ!」と言われてもできないでしょ!
そうなんです、
「生後3日から読み聞かせを!」というのは、実は親のためなんですね。
生後2~3日ほどたつと、親も少しずつ落ち着いてきます。
反対に、子供のために何かしてやりたいという気持ちが増大してきます。
そのパワーを利用して、親に「読み聞かせをする習慣」を身に付けさせてしまうのです。
子供に読書の習慣を身に付けさせたければ、親自身が読み聞かせをしてあげる習慣を身に付けることが一番大事なのではないでしょうか!
その為には生後3日どころか、赤ちゃんがお腹の中にいる頃から始めても良いと思いますよ!
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