例えば、あなたの子供が大人や親に対して「乱雑な言葉や、なめた口調」で話しをしたとしましょう。
普通は、
「大人に対して言葉遣いに気をつけなさい」と注意することでしょう。
しかし、これが数回つづくと
「何回言ってもわからないみたいだな、一度こらしめてやらないと・・・この子のためだ」となってしまいがちです。
さらに親の機嫌が悪い場合であれば
、「家の外にでも放り出して、泣くぐらいでないと反省しないな・・・・・」となり、厳しく叱り付けてしまう家庭もあるでしょう。
そして・・・・
子供が泣いて反省する姿をみて親は思うでしょう。
「ようやく理解したようだな、これで大人に対する言葉遣いに気をつけるだろう。とにかく子供のためだ、厳しくしつけていかなければ・・・・、私の育て方に間違いはないな!」
こんな子育ては、疑問だと思いますね、私は。
なぜでしょうか?
1 結局、子供は「何故、大人に対して乱雑な言葉や、なめた口調をとってはいけないのか?」が、わからないままである。
2 この叱り方だと、子供は「叱られるから丁寧な言葉遣いをしよう」と間違った認識をしてしまう。
3 子供が他人のミスに対して寛容になれず、親のマネをして厳しい態度をとってしまうかもしれない。
4 「親は叱るだけで僕のことを本気で考えてはくれていない、本当はいろいろな理由があるのに・・・」と思う可能性がある
5 その結果、親を尊敬できなくなる。よって、また親に対してなめた口調をとってしまうの悪循環になってしまう。
子供もバカではありません。
そもそも本気で尊敬できる大人に対しては、絶対に乱雑な口調にはなりません。
もしあなたが子供から、なめた口調で話しかけられたならば,、子供を叱る前に自らの生活態度を見つめなおし、日々、切磋琢磨しなければいけないのかもしれません。
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